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おむつは、赤ちゃんが初めて身につける“衣服”。本来ならおむつなんてつけないで裸でいるのが一番いいはず。
そんな赤ちゃんにとって、違和感のない、心地良いおむつを選びたいものです。


おむつの種類はおおまかにいうと布おむつと紙おむつに分かれます。
使い捨てで洗濯の必要がなく、取り替えの手間もかからない紙おむつは、働くお母さんにとっては心強い味方。しかし、布おむつに比べるとお金がかかり、また大量のゴミを出すことで環境汚染の一因となっています。
経済的だけど洗濯など手間がかかるのが布おむつ。紙おむつに比べて濡れたことがわかりやすいので、結果的にこまめに取り替えることになり、赤ちゃんとのスキンシップが増えるようです。一方紙おむつは吸収力に優れているため、取り替えの回数が少なくなりがちです。
このように一長一短あって、一概にどちらがいいとは言えません。
たとえば、昼間家にいるときは手間はかかっても経済的な布おむつ、夜寝ている間や外出時は取り替えが簡単な紙おむつというように、それぞれの良い点を取り入れ、ケースパイケースで使い分けてみてはいかがでしょう。赤ちゃんとお母さん両方にとってストレスのない上手なおむつ選びをしたいものです。
さて、布おむつ、紙おむつといっても、それぞれいろいろなメーカーのものがあり、また同じメーカーの製品でもさまぎまなタイプが発売されています。
日進月歩のおむつ業界は、通気性に吸収力、伸縮性や防水性のほか肌触りなどを追求しっつ、付加価値にも力を入れているので、どれを選んでいいか迷ってしまうほど。メーカーによってサイズも微妙に違っていたりしますので、どのおむつがいいかは、実際に使ってみて決めるのが一番でしょう。

布おむつの長所
・何度でも使えて経済的
・ゴミが減って地球にやさしい
・赤ちゃんとのコミュニケーションが増える
紙おむつの長所
・取り替えが簡単
・使い捨てで洗濯の必要がない
・吸収力が抜群でもれの心配が少ない

●布おむつの種類と選び方
布おむつ本体 成形タイプ
 吸収力抜群のキルティング素材が多いようです。形を整えるために折りたたんだり、縫ったりする手間がいりません。
輪型タイプ
 表面に凹凸があるドビー織りは、ふんわりとした肌触りで、通気性、吸水力に優れています。シームレスタイプは縫い目が赤ちゃんの肌にあたる不快感がありません。
反物タイプ
 昔ながらのさらしのおむつ。通気性が良くさらさらしています。ただし、自分で縫わなければなりません。
おむつネット 布おむつはおむつネットを重ねて使うことで、オシッコやウンチの逆戻りを防げます。
おむつライナー ネットの代わりに使い捨てのおむつライナーを使えば、水分だけがおむつに吸収されるので洗濯も楽。トイレに流せるものならゴミにもなりません。
おむつカバー 素材で分けると綿、ウール、ポリエステルの3つが代表。綿は丈夫で吸収力が抜群。むれにくくて肌触りが良いので敏感肌の赤ちゃんにおすすめ。ウールは通気性がよく、1年を通して使えます。ポリエステルは水をはじいて洗濯後の乾きも早いので梅雨時に助かります。





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