「日焼け止めクリームを塗って、日傘を常備。若い噴から紫外線対策は万全だったのに、なぜシミが・・・」
特に女性なら、そういう疑問を持つ人も多いかもしれない。紫外線がシミ、シワの最大の敵なのは、もはや周知の事実。ならば、紫外線を浴びなければ良いはずだが・・・。
肌は、紫外線の刺激によって、肌を黒くするメラニン色素を分泌する。これがいわゆる日焼けだが、紫外線を大量に浴びすぎると色素が過剰に分泌され、シミの原因になる。また、紫外線には肌の弾力を保つ繊維を切る働きもあるため、皮膚を窪ませシワもつくり出す。
実はこれらと同じ現象が、日常の何気ない行動パターンのなかでも引き起こされている。
たとえば、疲れてつい顔を洗わずに寝てしまった、という経験はないだろうか。夏は寝ている間の皮脂の分泌が多く、肌が酸化しやすい。それがメラニン色素の大量生産の土壌をつくるのだ。特に長時間、化粧をしている女性は注意が必要。寝る前は、念入りに洗顔をしよう。
しかし、「洗顔をしたらもう安心!」とはいかない。暑い季節、クーラーをつけっぱなしで寝てしまうという人も多いが、これが肌の乾燥を招き、小じわの原因となる。クーラーをつける時は、湿ったバスタオルを部屋にかけるなど、保湿対策もしておきたい。
また、冷たい食べ物や飲み物も大敵。冷たい物を大量に摂取すると、肌の新陳代謝に関係する臓器の働きを鈍らせてしまう。シミ、シワ予防は、家のなかでもやるべき。そして、表を参考に食生活も改善していこう。
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