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「患者が医師を選ぶ時代が到来した」と言われ始めてはや数年。医療界では、”サービス”という観点から、スタッフと患者との関係づくりを再構築すべく、さまざまな取り組みが進められているが、医師については未だに旧態依然。
「治してやっている」と患者を見下すような態度をとる医師たちが多い・・・。「本当に患者のことを第一に考えてくれる腕利きの医師を探すのは、なかなか大変」と悩んでいる人も多いだろう。しかし、心配しなくても大丈夫!
医師の周りでは、いつも白衣の天使が目を光らせ、その行動の一部始終を観察している。ここでは、そんな看護師から得た情報をもとに、絶対に避けるべき医師のタイプについて解説するとともに、避けたい医師を見極める10のポイントを大公開する。




患者が急変!医師を呼んだが来てくれない。意識を消失した患者を前に逃亡。

今回の企画を進めるにあたり、全国の病院から無作為に選択した48病院にアンケート調査を依頼し、276人の看護師から回答を得た。まずは、そのなかから看護師だからこそ知っている医師の言動を公開していこう。
東北地方の病院で勤務する20代の看護師は、「夜間に入院患者さんの様態が急変したので、慌ててドクターコールをしたのですが、応答がありません。何度も何度も呼び出して、やっとつながったと思ったら『看護師で対応できるだろう。やっておいてよ』との返事。苦しむ患者さんを前に右往左往していると、ほかの看護師が先生を呼んできてくれてひと安心。しかし、『このくらいの変化でいちいち呼ぶなよ!』 と一喝されたのです。医師としてというより、人間として最低と思いました」と回答。幸いにも患者の命には別状はなかったようだが、この医師の無責任さには、読者の皆様も開いた口が塞がらないといったところだろう。
首都圏で働く20代の看護師。「先生の治療を傍らで補助していたのですが、患者さんが苦しみ悶え、意識を消失した瞬間、横にいた先生は真っ青な顔になって逃げて行ったのです。ほかの先生が急遽駆けつけてくれて、患者さんは無事だったのですが・・・」−意識を消失した患者を前に逃亡という現実を聞いて、どのように感じるだろうか?「そんな医師に、自分や家族が診てもらっていたら・・・」と考えると、背筋が凍る話だ。
同じく首都圏で勤務する40代看護師の回答。「たくさんの薬を処方し、たくさんの病名を患者さんに言う先生がいます」−果たしてこの医師は、診察できる能力を持ち合わせているのだろうか?国家資格である医師免許が本当に有効なものとして機能しているのだろうか?こうした疑問を拭いきれないのは、われわれだけではないはずだ。


日本医療企画「ホスピタウン」より



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