貧血は血液中のヘモグロビンが減少することによって引き起こされます。
ヘモグロビンは体内に酸素を運ぶ役割を持つので、欠乏すると血液中の酸素が不足して、めまいや動悸、だるさ、頭重感などが起こります。
特に女性の場合は月経で血液を失うので貧血になりやすいのです。ヘモグロビンをつくるためには主に鉄分が必要とされます。女性の貧血の95%はこの鉄分欠乏症貧血です。
そのため、治療法としては鉄分を多く含む食品を意識的にとること、偏食をしないことが大切になります。鉄分は吸収されにくい成分で、実際に食べた分の10%しか吸収されません。鉄分の多い食品としては、レバー、ホウレンソウ、シジミ、アサリ、パセリ、カボチャ、たまごなどがあります。
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