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専門分野で特徴ある病院づくり
頸椎ヘルニアによる痛み、しびれ、マヒなどの症状の治療には、大がかりな外科手術が必要だった。対して田島理事長は、昭和60年、世界初の軟骨摘出器具を考案。局部麻酔によって患者と話しをしながら、十分ほどで手術が出来る「経皮的頚椎椎間板摘出手術」治療法で効果を上げ、治療期間短縮に威力を発揮した。
63年には、フランスのブローリス中央総合病院からヘルニアに関するシンポジウムに招待されるなど椎間板ヘルニア治療の権威として第一線で活躍している。
病院は、福島市西中央のテレビユー福島西隣の閑静な住宅街にある。患者は、周辺地域から県北、県内外、遠くは大阪からと広域にわたる。
「いろいろな形で福島に田島整形外科ありという内容、スタッフ、設備的な特徴を出し、専門機能を持たせたものにしていきたい」
と、将来の夢を語る。
頚椎椎間板ヘルニアに対する経皮的頚椎椎間板摘出術
1981年より新しい治療法として、頚椎椎間板ヘルニアの患者に経皮的頚椎椎間板摘出術を行ってきた。本法は、従来手術を行わざるを得なかった症例に対しても有効であり、優れた治療法と思われる。
術後1年以上経過した108例に対して術後成績、適応、術式の実際について述べた。術後成績は全体的には優44%、良29%、可20%、不可7%で優、良合わせて79%と良好であり、脊髄症では60%であった。
頚部脊髄症に対する手術として、アメリカを中心に1995年Smith
Robinson、1958年Clowardが前方固定を発表し、一方、ヨーロッパを中心に1958年Hult、1960年Hirshによって固定術を行わない椎間板摘出が発表され、最近脳外科を中心にMicrosurgeryを駆使した椎間板摘出が多く行われるようになり、術後成績においても、固定を加えたものと加えないものとの差はないとされている。
これらのことを踏まえて、頚椎椎間板ヘルニアに対し、我々は1981年より経皮的に椎間板を摘出するPercutaneous
Cervical
Discectomyを行ってきたが、16年経過した現在も症例を選べば優れた方法であると考えている。
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(「整形外科最小侵襲手術ジャーナル」より一部抜粋)
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