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<動画はこちらです。>

1999.12.21 当時,私自身愚かにも、昼におにぎり2個食べていました。
この日以来私自身糖質制限開始、12年後の姿が右スライドです。

DPP-4阻害薬でクレアチニン値上昇が見られたため

DPP-4阻害薬の影響を排するために、2011.11.30までのデータを採用
HbA1cの順に並べる 5.9以上は、糖尿群 その中央値は6.6(古い基準)
糖尿病群において、腎機能障害はいない クレアチニン値は血糖値と相関していない 

糖尿病でない場合、インスリン値が高くなるのは、糖質を摂取する場合のみである。糖質を取りすぎる人は、インスリン-活性酸素増加―臓器障害となる。
糖尿病の人は、糖質を摂取すれば、血糖が高くなる訳ですが、インスリンが働かない、上の流れはインスリンのところで遮断される。つまり本当は臓器障害を起こしにくい体質のはずである。
活性酸素のところでも流れは止められる可能性がある。

糖尿病はインスリンの働きが悪い、インスリンが足りないと診断して、体内インスリン濃度を上げる事に眼が向けられて来た。実はこれが大間違いで、インスリン濃度を上げる事により臓器障害を引き起こすことになっていた訳である。
当院では、糖質制限を指示するために、インスリン濃度を上げる事は出来なかった。(低血糖になるため)
その結果,臓器障害を押さえることが出来ていると理解できる。

非常に理解のいい患者さんです。
カロリー制限していたつもりとのことでしたが、糖質制限で見事に糖尿病が克服されています

非常に理解のいい患者さんです。
カロリー制限していたつもりとのことでしたが、糖質制限で見事に糖尿病が克服されています
クレアチニン値は、安定

10年経過の患者さん HbA1cは徐々に上昇するも、クレアチニン値は上昇が見られなかった
DPP-4阻害薬を中止するとHbA1cは上昇するも、クレアチニン値は低下傾向

やはり、DPP-4阻害薬を中止すれば、上昇傾向にあったクレアチニン値は速やかに低下傾向に

DPP-4阻害剤を使用中、クレアチニン値は上昇傾向
DPP-4阻害剤を中止後、クレアチニン値はやはり低下

DPP-4阻害薬でHbA1cは低下 クレアチニン値は上昇 処方変更後1ヶ月でクレアチニン値は低下
(0.71―0.60)

リオベル配合錠LD2011.11.05―2012.10.12 その後、ピオグリタゾン錠に変更 クレアチニン値 0.,97(2012.1.28)―1.20(2012.10.13)―1.02(2012.11.14)・・・1ヶ月後に改善

2011.11.8から、リオベル配合錠LDを処方 2012.9.27で中止
2012.2.4 クレアチニン0.89
2012.8.25 クレアチニン1.16と悪化
2012.10.29 クレアチニン0.89 と改善(1ヶ月後)

DPP-4阻害剤使用により、HbA1cは低下傾向が見られたが、クレアチニン値は、1.01―1.36と上昇
DPP-4阻害剤中止により、速やかに1.04に低下。

2003年よりコントロール不要代表例 クレアチニン値は低値であったが、2012.11.1の検査では上昇(0.37---0.50)
リオベル配合錠LDを2012.1月より処方していた。

2003年から、コントロール不良で外来通院されるも、2010年の時点では、眼底所見は、僅かな点状出血があるかどうかという状態であった。
2011年より、DPP-4阻害薬(ジャヌビア---2012よりリオベル配合錠LD)を使用
2012.11.1明らかな眼底出血を伴う網膜症を発症。処方はグリコラン錠250mg(1,0,1)+ピオグリタゾン錠(1,0,0)に変更 その後の変化は、今後の経過観察です。

この患者さんは、いわゆるお医者さん嫌いの方です。当院へは、現状を調べて欲しいとの事で来院されました。その後はやはり来院していただいていません。
糖尿病治療薬は飲んでいないとの事。それなりにコントロール不良なんですが、やはり体内でインスリンが働いていないためか、腎機能,眼底,水晶体ともに障害されていません。

この症例は、臓器障害を活性酸素レベルで押し戻した例では無いかと思っています。白内障が短期間に可逆的に改善する事に驚きを感じています



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