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プロポリスの薬効が、日本ガン学会で発表されて10年。
プロポリスを健康維持と病気の予防、あるいは改善治癒を目的に活用されています。
「名医74人がすすめるガンに効くプロポリス全書」(講談社発行)に、あさひ内科クリニックが収載されています。
慢性腎炎 あさひ内科クリニック(福島県)の新井圭輔院長の臨床例です。

●プロポリスはたんぱく尿をおさえる効果がある

高校を卒業したばかりの18歳の女性患者の場合で、プロポリスが顕著に効いた例です。
この女性は小学生のころから腎臓病を患い、ステロイドや免疫抑制剤を使っていました。子どもの場合、急性腎炎が治りきらずに慢性腎炎に移行するケースはごく一部(10〜20%)といわれています。

この患者は高度なたんぱく尿や浮腫(むくみ)といったネフローゼ症候群と同じ症状が長いあいだ続いていました。
慢性腎炎の治療の基本は安静と食事療法、それに薬物療法ですが、問題は薬物療法です。

薬物療法は、副腎皮質ホルモン剤(ステロイド)や免疫抑制剤、抗血液凝固剤などを用いますが、これらを長いあいだ使うことが問題であると、新井院長は次のように話しています。
「命にかかわるような病状でない場合、はっきりいって免疫抑制剤は若い女性は飲んではいけない薬です。
長く飲み続けていると、腎臓の機能自体が悪化することや、年ごろになって妊娠する可能性が薄らぐことも十分考えられるからです」 この患者は、こうした危険とわかっている治療を長く続けていました。にもかかわらず、たんぱく尿は出ていたのです。

ムーンフェイスに悩んだ時期もありました。
そこで、新井院長は彼女の治療計画を立て、まずはステロイド剤、免疫抑制剤の飲用をやめさせました。
その代わり、たんぱく尿を改善する処置として、血圧を下げる薬(塩酸イミダプリル)と、イワシの脂成分で、高脂血症とか中性脂肪、動脈硬化の薬(イコサペント酸エチル)の投与です。
どちらもたんぱく尿をおさえる効果がある保健薬です。
それに、プロポリスを加え、この三種類に替えてみました。

プロポリスを選んだ理由について、新井院長は、次の二点をあげています。
@前立腺ガンの患者さんがプロポリスを飲んでいたら、たんぱく尿が出なくなったという話を聞いていた。
A知人の医師がプロポリスを飲んでいる患者はたんぱく尿が出なくなるといっていた。

この意見を参考に、院長は女性患者に「プロポリスには免疫を調整する作用があり、抗酸化作用もあります。
しかも副作用もないので安全性も高い民間薬です」と説明して、プロポリスを1日1ミリリットル(約30滴)、毎日必ず飲むようにすすめました。

飲み始めてから三ヵ月、半年たってもたんぱく尿は出ませんでした。
院長が心配したのは三種類の中でもっとも副作用の強い薬は、血圧降下剤だったので、半年後にその飲用をやめてもらいました。
その後、ビタミンEとC(いずれも抗酸化作用)、ビタミンB6(免疫調整作用)を加えました。

●プロポリス飲用であらわれる「副効果」

このような、新井院長の処方に対して、「たんぱく尿が出なくなったのは、プロポリスだけのためではない、ほかの薬やビタミン剤も飲んでいるから、どれが効いているかはわからない。
たまたま治る時期だったのでは?」と、疑問を抱く読者や医師がいるかもしれません。

このような疑問に院長は、「まず、ステロイド剤と免疫抑制剤をやめることができたことは、医学的に大きな意義があります。
やめて半年後にたんぱく尿が出ない。ムーンフェイスも治った。副作用も出ていません。

プロポリスの作用はわかりません。
しかし、明らかにたんぱく尿が出なくなってからは、前述のようによい結果が出て、しかも健康で美しい自然な感じの若い女性に戻ったのです」 と、プロポリスの飲用の成果を説明します。

院長は続けて、次のように補足説明をします。
「プロポリスが単独で効いているのか、ビタミンや薬が効いたのか、そのことを追及するよりも、現実に患者さんの状態が健康に戻り、若い女性が長期間飲んではいけない薬を飲まなくてすむようになったという点に関心の目を向けてほしいのです」

このように、薬とプロポリスの併用で、患者の症状が悪化したという話は少なく、むしろ状態が改善したといった話のほうが多いことも事実です。
「前述の女性患者はその後もプロポリスを飲み続け、21歳の今(2000年9月)、たんぱく尿は完全に消失し、健康を取り戻して、毎日元気にOL生活を送っています」


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