種類 |
特徴・主な含有成分 |
効能・副作用など(俗説) |
食
用
き
の
こ |
エノキタケ |
Bグルカン、ビタミンB群、食物繊維、糖タンパク質 |
免疫賦活作用、抗腫瘍作用があるとされる。エノキタケを多く摂っている過程ではガンによる死亡率が低いという報告もある。 |
シイタケ |
ビタミンB群、ミネラル、食物繊維、Bグルカン、エルゴステロール(ビタミンDの前駆体) |
免疫賦活、抗酸化、抗コレステロール、抗腫瘍作用、血小板の凝集を抑制する作用などが期待されている。また骨の発育を促進したり血圧を下げる働きがあるといわれる。アレルギー体質の場合、好酸球増加症などを引き起こす危険がある。 |
マイタケ |
Bグルカン、エルゴステロール、リン脂質 |
中性脂肪を減らす、抗腫瘍活性を示しガンを予防するといわれる。粉末がエイズ(後天性免疫不全症候群)の症状を軽減するという報告もある。 |
シャンピニオン
(マッシュルーム) |
タンパク質、ビタミンB1・B2、ナイアシン、カリウム、エルゴステロール |
腸内の細菌バランスを保つ働きがあり、体臭・口臭を改善し、慢性腎不全の進行を抑えるといわれる。抗酸化、抗腫瘍作用も期待される。 |
ヤマブシタケ |
エリナシン類、ヘリセノン類 |
免疫賦活作用、抗腫瘍作用があるといわれる。神経成長因子の合成を促進する作用が注目されており、脳血管障害、アルツハイマーなどの治療に期待が寄せられている。 |
薬
用
き
の
こ
|
アガリクス
(ヒメマツタケ) |
Bグルカン、ビタミンB2・D、マグネシウム、カリウム、エルゴステロール、タンパク質 |
抗腫瘍および免疫賦活作用、抗酸化作用があるといわれる。免疫力を高めることで、抗ガン効果や、糖尿病や高脂血症などの生活習慣病の予防・改善効果が期待されている。 |
メシマコブ |
アガリチン酸 |
抗腫瘍および免疫賦活作用、抗酸化作用があり、免疫力を高めてガンや生活習慣病を予防するといわれる。漢方では止汗・利尿作用が注目されている。大量に摂取すると嘔吐や下痢を引き起こすことがある。 |
麗芝
(マンネンタケ) |
トリテルペノイド、Bグルカン |
抗酸化作用、抗腫瘍作用があるといわれる。血小板減少症の人、血圧低下作用のある薬を飲んでいる人は要注意。 |