1.シューズ
ウォーキング専用のシューズを選びましょう。ジョギングシューズを兼用している人がいるようですが、走るためのシューズと歩くためのシューズでは構造が違います。軽さを重視したジョギングシューズはかかとが薄いのに対し、ウォーキングシューズは靴底が厚く、弾力性に優れています。衝撃から足を守る設計のおかげで、捻挫やマメ、靴ずれの予防にもなるのです。
ひと口にウォーキングシューズといってもいろいろな種類があります。機能的には通常のウォーキングのほかにエクササイズウォーキング用や、トレッキングにも対応できるタイプまで。デザインもカジュアルからビジネスシューズ風のものなどさまぎまです。目的に合わせて上手に使い分けましょう。
シューズを買うときの注意点
*足のサイズを正確に測る
足長(一番長い指の先からかかとまでの長さ)だけでなく、足囲(親指の付け根と小指の付け根の骨の出っぱりを結んだ足の周囲の長さ)も必要です。
*夕方靴下を履いて試着する
試着をするのは夕方がベストです。朝ぴったりだったシューズは、実際に歩いたときにはきつくなってしまいます。試着をするときは、ウォーキング時こ使用する靴下を履き、シューズにひもを通した状態で少し歩いてみましょう。
*フィット感をチェックする
まず、つま先に5〜10ミリ程度の余裕があり、かかとが浮き上がらないか、甲に圧迫感がないか、土踏まずがフィットしているかをチェックしましょう。履き口のふちがくるぶしや足の後ろに当たっていないかも大切です。
*機能性や素材にも目を向ける
靴底の厚みが15〜20ミリくらいあり、クッション性が高いものを選びましょう。また、つま先を地面につけた状態でかかとが簡単に持ち上がる程度の弾力性も必要。このほか、吸湿性や通気性の高い素材やデザインも重視したいものです。 |
2、ウェア
普段のウォーキングでは、服装に関して神経質になりすぎる必要はなく、通気性や吸湿性に優れた素材であれば問題ありません。歩きやすいものであることが大切です。
ウェアは季節や天侯によって変わってきます。たとえば、夏は汗を吸収しやすく、湿気を逃しやすい綿素材で、日光を吸収しにくい白っぼい色のTシャツと短パンがベストでしょう。一方、冬は保温性を考えたウェア選びが必要になります。下着は吸湿性、速乾性に優れた化学繊維素材のものを選べば、体温調節も楽になるでしょう。
3、バッグ
ウォーキング時は、水分補給のための飲み物や小物類を入れるバッグが必要です。
基本的には、両手が自由になって、ウォーキングフォームを崩さないタイプならOK。携帯するものを考えて、適切な種類や大きさを選ぶようにしましょう。
夏場は身軽に歩けるので、ウエストポーチで十分でしょう。腰に負担をかけたくないという人にはタスキがけタイプのショルダーポーチもあります。冬場は防寒異など荷物が増えるのでデイパックがおすすめです。
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