さて、離乳食にはどんな献立が良いのでしょうか。初期には、お米やジャガイモなど糖質の多い食品を主体に献立を考え、その後、豆腐や白身魚、緑黄色野菜や果物などを少しずつ加えてみてください。
ひとつ注意したいのがハチミツです。ハチミツにはボツリヌス菌がいるケースがあり、感染の危険があるため、使わないようにしましょう。
味付けは薄味が基本。食材本来のおいしさを生かすよう心がけましょう。刺激の強い香辛科は厳禁。大人の食事を使うときは特に注意してください。
半固形食といっても、もちろん最初から固いものは無理です。これもドロドロの状態のものから大人と同じ食べ物まで、段階的に作り方を工夫しましょう。慣れればちょうど良い固さの手加減がわかってきますが、最初はなかなか難しいものです。そんなときは、離乳の段階に適当な固さに食べ物をつぶしたり、すりおろすことができる調理器を使うと便利です。
働いているお母さんにとっては、市販のベビーフードや出来合いのお惣菜も心強い味方です。ただし、添加物が入っているものが多いので、注意して買ってください。
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