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近場をドライブするのは気分転換に最高ですが、仕事で運転する人はもちろん、行楽や帰省の長距離ドライブは思った以上に疲れるものです。
そこで、ここでは長時間でも快適に運転できる安全対策を紹介します。



●睡魔を呼ばない環境づくりとちょっとした工夫を忘れずに!

運転中は車内の室温を低めに設定し、窓を開けて空気を入れ換えるようにしましょう。音楽をかけたり、ガムを噛んだりすれば、気分転換になります。
そして、2時間運転したら15分を目処に途中休憩をとるようにしましょう。休憩時には車外に出て屈伸運動などをして、体を動かすこと。また、コーヒーを飲んだり、顔を洗ったりしてリフレッシュすることも大切です。
仮眠は短時間でも効果があります。ただし、仮眠直後は事故を起こしやすいので、十分注意して運転を再開してください。
これらのことをすべて守っても睡魔に襲われやすいという人は、睡眠時無呼吸症候群である危険性もあります。いぴきがひどい、睡眠中に何度も呼吸が止まるなどの症状を指摘された人は、医師の診断を受けたほうが良いでしょう。




●ついうとうとしてしまう居眠り運転の原因とは

まず、一番の原因はいうまでもなく睡眠不足です。しかし、十分睡眠をとっていても、長時間運転しているといつのまにか襲ってくるのが睡魔です。ほんの一瞬、ついうとうとしてヒヤッとした経験は皆さん一度や二度はあることでしょう。
知らないうちに蓄積した疲労により集中力を失って誘発されるケースだけでなく、高速道路などで運転繰作が単調になったり、周りの景色が退屈で視覚的な刺教がなくなる状況でも眠気に見舞われます。同乗者が熟睡していたりすると、それにつられることもあるでしょう。
また、窓を密閉したまま走っていると、車内の酸素が少なくなってしまいますが、これも眠気の一因になり得ます。ぼかぼか心地艮すぎる環境も睡魔を呼びます。そのほか、抗ヒスタミン剤が入っている風邪薬や花粉症の薬なども要注意です。




●長時間ドライブがもたらす疲労による交通事故が多発

もうすぐゴールデンウィークです。毎年この時期になると、海や山へ旅行や行楽に出かける人が急増し、交通量が増加します。そして、それに伴い、交通事故が多発する傾向にあります。
そこで、楽しい連休を事故に遭うことなく過ごすための安全運転について考えてみましょう。
安全運転の条件としては、運転技術や環境、車の装備なども重要な要素に違いありませんが、ドライバーの心身の状態も大切です。
長時間のドライブ中、疲労は安全運転の大敵。連続運転による身体的な疲れと渋滞などに起因する精神的な疲れのダブル攻撃を受ければ、日頃安全運転を心がけている人にも隙が生まれてしまいます。
ドライバーは、交通安全の意識を高め、ルールとマナーを守ると同時に、自分の体調管理もしっかりと行って、快適な運転を心がけたいものです。




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