メタポリックシンドロームを放置したままでいると、やがて動脈硬化を引き起こし、心筋梗塞、狭心症、脳梗塞などの循環器系疾患を発症してしまいます。動脈硬化になる前のメタポリックシンドロームの段階で改善措置をとることが大切なのです。
●適度な運動をしよう
手軽に始められるウォーキングがおすすめです。有酸素運動の代表格で、体脂肪を燃やして肥満を防ぎ、筋肉を使うことで血糖値が下がるだけでなく、ストレスの解消にも有効。ウォーキングの時間を作る余裕がない人は、通勤時エレベーターやエスカレーターに乗らず、階段を。合い言葉は「めざせ!1日1万歩」です。
●バランスのとれた食事をしよう
内臓脂肪の蓄積を防ぐためには、まず、高脂肪の食事を避けること。甘いものやカロリーの高いものも大敵です。次に注意すぺきは食べ過ぎ。カロリーを摂りすぎないよう、腹八分目を心がけましょう。また、アルコールは脂肪にかわりやすいので、飲み過ぎも要注意です。
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