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「暑い暑い」と言って過ごした夏もやっと過ぎ去って、肌寒い日々が続くこの季節。空気も乾燥しはじめて、「風邪」の季節が到来します。季節の変わり目の今だからこそ気をつけて、風邪知らずの冬を迎えましょう。



「風邸」というのは、病名ではなく、せきや鼻水・鼻づまり、発熱など、その症状の総称です。「風邪は万病の元」と言われるように、大したことないからと放っておくと、もっと重い病気になることもあるので、けっして軽んじてはいけません。
風邪の原因は、その9割が寒さと乾燥が大好きなウイルス。そのため、冬になると風邪が流行するのです。
このウイルスから身を守るのが、自分自身の体力と免疫力です。
しかし、風邪がいったん流行ると、気をつけていても、ウイルスはちょっとした隙を見つけて、鼻や口などから体内に侵入してしまいます。
とくに、季節の変わり目であるこの時期は、急に気温が下がるので体がその変化についていかず、体調を崩す人が多くなります。ウイルスが猛威をふるう冬になる前に、きちんと風邪対策をしていきましょう。




腰の痛みが強い場合は、安静が一番。仰向けの姿勢は腰に負担がかかるので、膝の下にクッションなどを入れたり、横臥して背中を丸めるなど、自分で楽な姿勢を見つけます。
治療の補助としては、内服薬、貼り薬、塗り薬などの鎮痛消炎剤が使われます。貼り薬や塗り薬の場合、冷やすか温めるか悩むところですが、患部が熱を持っている場合には、まず冷やすのが先。1、2日たって熱や痛みが落ち着いたら、温めるのが一般的です。ただ、熱もなく、最初から温めたほうが気持ち良い時には、温めてもさしつかえありません。ぬるめのお風呂にゆっくり浸かるのも温熱療法として有効です。





まだ暑い夏の疲れが抜けきっていない人、ストレスの多い環境にいる人は、休息を十分とるのはもちろんですが、免疫力を高める栄養素を含んだ食品やサプリメントを積極的に摂るなど、もっと積極的な風邪対策をしましょう。
その代表的なものが、ビタミンC。ビタミンCは、免疫力を高めてのどや鼻の粘膜を強くし、ウイルスの侵入を防いでくれるほか、ウイルスをやっつける作用もあります。日頃から摂取するのも大切ですが、風邪のひきはじめにとくに効果を発揮します。
また、ビタミンAも同様にのどや鼻の粘膜に働き、ウイルスの侵入を防いでくれます。ただ、サプリメントで摂る場合は、吐き気、頭痛などの症状が出ることがあるので、摂りすぎないように注意してください。
ちょっとした生活習慣の改善と、栄養補給だけで、ウイルスに対抗する強い体づくりができるのですから、今から予防を始めて、風邪をひかずに冬を過ごしたいものです。


●風邪の予防に効くといわれるサプリメント
サプリメントの成分 効  果
ビタミンC 免疫力を高め、風邪をひきにくくするほか、ウイルスの撃退効果もある。
ビタミンA(B-カロピン) 粘膜や皮膚を強化し、ウイルスの侵入を防ぐ。
亜鉛 体の中の酵素に働きかけ、傷や病気の回復を早め、予防もする。
エキナセア アメリカでは風邪薬の一種として人気のキク科の植物。免疫力を高める。
カテキン 抗ウイルス、抗菌作用がある。お茶でのうがいも効果的。
プロポリス 抗菌作用があり、免疫力を高める。虚弱体質改善にも効果あり。



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