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スポーツの秋です。外で思いっきり身体を動かしたくなりますね。でも、いざ運動してみたら、日頃の運動不足がたたって、ひどい筋肉痛になってしまった・・・。そんな人のために、効果均な筋肉痛対処法を伝授します。



外で体を動かしたりスポーツをするのに最適な季節になりました。子どもの運動会にかり出されたりすることもあるかと思います。でも、調子に乗ってハードな運動をしてしまうと、あとでひどい筋肉痛に泣かされることに。そんな経験がある人は多いでしょう。
筋肉痛は、一般的には疲労物質「乳酸」が急な運
動によってたまり、痛みが起こると言われていますが、乳酸がなくなったからといって痛みが引くとは限らず、まだそのメカニズムは解明されていないようです。
ただ、まったく運動をしていない人が急に激しい運動をすることにより引き起こされる筋肉痛は、筋肉自体を痛めている場合があるので、アフターケアをきちんと行ったほうが良いでしょう。




日常生活に支障のない程度の筋肉痛なら、血行を良くするために、お風呂で体を温めて軽くマッサージしたり、シップを貼ることで、ある程度は治すことができます。逆に体を動かすことで治ることもあります。
シップには、温感・冷感、鎮痛剤入りなど、いろいろな種類がありますが、筋肉痛のような急性の痛みには、冷感タイプが向いています。また、鎮痛効果や炎症を抑えるインドメタシン、グリチルリチン酸などが配合されているものを選ぶのも良いでしょう。
けれども、歩くことさえ辛いようなひどい筋肉痛の場合は、まず炎症を抑えるために、よく冷やすことです。冷やすのにはシップがいいと思う人がいるかもしれませんが、シップには「冷えた感じがする」成分が含まれているだけで、実際に患部を冷やす効果はあまりありません。氷のうなどで冷やすのが一番です。
痛みがある程度引いてきたら、シップなどを使います。ちなみに、むやみなマッサージは、筋肉を痛める可能性があるので、注意しましょう。




階段の上り下りができないなど、通常の生活が困難になるほど強烈な筋肉痛の場合でも、病気ではないので、学校や会社も休むわけにはいかず、久しぶりに運動したことを後悔するばかりですね。
でも、もう二度と運動するものかなんて思わず、筋肉痛にならないように、ウォームアップとクールダウンをしっかりするよう心がけましょう。とくに、クールダウンはなおざりにしがちですが、これをきちんと時間をかけてやることで、筋肉痛はかなり軽度なものになるはず。
また、痛みが出る前にお風呂などで筋肉をほぐしてあげると効果があります。




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