栄養素 |
働 き |
含有食品 |
タンパク質
(アミノ酸)
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神経伝達物質の原料となる。チロシンはドーパミンやノルアドレナリンの原料で、脳を興奮させてやる気を引き越こしたり、情動に作用する。トリプトファンはセロトニンの原料で、鎮静および睡眠導入に関与する。
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大豆、豆腐、納豆、たけのこなど(チロシン)、小麦胚芽、鶏肉、牛乳、ヨーグルトなど(トリプトファン) |
糖質 |
糖質が分解されたブドウ糖は脳のエネルギー源。体の中で最もエネルギーを消耗する脳に欠かせないもので、ブドウ糖が不足すると頭がぽーっとする。
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米、麦、いも、豆類など |
ビタミンB群 |
ビタミンB1はブドウ糖の代謝を促し、欠乏すると疲労感や記憶力の低下に見舞われる。ビタミンB6は神経伝達物質の合成に関与する。 |
のり、ごま、小豆、玄米など(ビタミンB1)、牛肉、レバー、マグロなど(ビタミンB6) |
カルシウム |
記憶や感覚などの情報伝達に関与。欠乏するとイライラ感に襲われたり、集中力が低下したりする。
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煮干し、小魚、ひじき、牛乳など |
DHA
(ドコサヘキサエン酸) |
脳質の主成分である不飽和脂肪酸で、記憶・学習能力を高める。攻撃衝動を抑えたり、ストレスに対して強い脳にする働きもある。
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サンマ、イワシ・サバ・ブリなど |