テレビや雑誌などで頻繁に取り上げられている「生活習慣病」。食生活の欧米化やストレス過多の情報社会の到来、運動不足、遺伝的要素などがその原因と言われている。急増する生活習慣病の代表的なものが糖尿病や高血圧、高脂血症、肥満で、平成14年度の厚生労働省の調査によると、糖尿病は約1620万人、高血圧は約3500万人、高脂血症は約2630万人、肥満は約3200万人もの患者がいるとされている。
生活習慣病は放っておくと、3大死因と言われるがん、脳卒中、心臓疾患に結びつく怖い病気だ。同省も医療費の大幅な削減をめざし、積極的に生活習慣病予防に取り組んでいる。生活習慣病を防ぐためには、個人の自覚が一番大切だ。安易に考えていると、とり返しのつかないことになる。
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