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■顔の三大たるみ地帯!筋肉を鍛えて”たるみ”を解消

時に「太ったせい?」と誤解されがちな、顔のたるみだが、その原因は筋肉や皮膚組織の衰え。顔についている脂肪を、筋肉が支えきれなくなり垂れ下がってしまう、という原理だ。
特に目元、頬、顎は、「顔の三大たるみ地帯」とでも言うべき、たるみが起こりやすい場所である。
まず、目元。目の周りは筋肉が小さく薄いため、ちょっとした衰えで目尻が下がったり、まぶたが重く垂れ下がったりという現象が起こる。実は、ここにも夏にありがちな生活習慣が関係している。
たとえば、暑いからといって、家に閉じこもってテレビやインターネットに熱中すると、気づかぬうちに目の瞬きが少なくなってしまう。目の周りの筋肉は、瞬きで収縮し、新陳代謝をしている。その回数が減ると老廃物がたまり、筋肉が衰えてしまう。
また、夏のクーラー閉じこもり生活は、頬のたるみにもつながる。頬の脂肪を引き上げる役割をしているのは表情筋と呼ばれる筋肉。これは、顔の表情をつくり出す筋肉だが、人と会わないような生活をしていると、この表情筋がどんどん衰えてしまうというわけだ。
そして、顎のたるみに関係しているのは、意外にも、顎の下から舌を支えている筋肉。この筋肉を鍛えるには、舌を運動させる、つまり、きちんと「噛んで食べる・口を開けて話す」ことが大事だ。
食が進まないからといって、口あたりのいい豆腐やアイスなど、柔らかいものばかりを食べるような食生活は即止めるべきだ。下に掲げたストレッチを参考に、顔の筋力アップを心がけたい。



◆たるみ即効解消ストレッチ


日本医療企画「ホスピタウン」より



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