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水のパワーで体内毒素を一掃!!
人間の体の60%は水−血液をはじめとして、人間の体をつくる組織のすべてに水は欠かせない。しかし、加齢が進むと、体内の水分が減少しやすく、代謝も悪化する。
老化を「枯れる」と表現することからも、水のとり方が老化防止の重要なポイントになることがおわかりだろう。
知っているようで、実はよく知らない“水のパワー”良い水の選び方・飲み方について解読しよう。



<CHECK TEST> 自分にあてはまるものにチェックしよう!体内毒素蓄積度を判定!

1) 冷たい水は苦手なので、お茶やコーヒーを飲むことが多い。
2) 肌がカサカサしたり、荒れることが多い。
3) 便秘気味だったり、排便に苦労することが多い。
4) お酒は、オンザロックやストレートで飲むはうが好き。
5) 脂っこいものが好きで、よく食べる。
6) 髪の毛が痛みやすい。
7) 野菜は正直あまり好きではない。
8) 顔や下半身がむくみやすい。
9) 食べた後に、胃がもたれやすい。
10) 体脂肪率が気になる。

チェック数が0〜3個
体内毒素蓄積度はセーフ。体によい水を選んで飲めば、さらに健康度アップ。

チェック数が4〜6個
体内毒素蓄積度は黄色信号。脂っこい食べ物を控え、飲む水の量を増やそう。

チェック数が7〜10個
体内毒素蓄積度は赤信号。1日に水を2リットル飲むことを目標に、食生活を見直そう。





水道水の残留塩素は味だけでなく、肌や内臓も破壊する!?

水道の水を飲んで「苦い」と感じた経験はないだろうか。これは、水道水に殺菌作用のある塩素が含まれているためだが、実は、まずいだけでなく、体にも悪影響を及ぼす。
たとえば、水道から水を流して手を濡らした瞬間、実に30万個もの細胞が破壊される。これも塩素の仕業。もちろん、健康な人なら1秒間にその5倍以上の細胞が再生されるため問題はない。しかし、細胞再生能力が低下している高齢者や、敏感肌の人は注意が必要だ。
また塩素には食べ物の栄養素を破壊する働きもあり、切った野菜は水に浸すだけで、ビタミンCの30%が失われてしまう。
塩素の濃度は、水道法上、蛇口から出る段階で0.1ppm※以上と規定されている。しかし、河川の汚染進行に対応するため、地域によっては、その5〜10倍の濃度になるような塩素が投入されているという。「昔にくらべて水がまずくなった」と言われるのは、そのせいだ。
一方、ミネラルウォーターは、採取した原水をそれぞれの工場でろ過、ボトリングしているため、塩素の害はない。
すべての生活用水にミネラルウォーターを使用するのはコスト面から考えても厳しいが、蛇口に取り付けるタイプの浄水器を設置するだけでも、水道水の塩素は除去できる。
まずは、毎日使わなければならない水道水の塩素を取り除くことから始めよう。
(注※ppmとは濃度の単位の略で100万分の1のこと)


日本医療企画「ホスピタウン」より



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