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朝の一杯、1日2リットルの水が健康をつくる

では、1日、どれだけの量の水を、どのタイミングで飲めば良いのか?
老廃物の排出を促し代謝をアップさせるのに、理想的な摂取量は1日2リットル。最低でもその半分、1リットルは必要だ。
「そんなに飲んだら体がむくむのでは?」という心配は無用。むしろ、水分が足りないほうが、リンパの流れが悪くなり、むくみにつながる。「体がむくんで因る」という人ほど、積極的に水を飲むペきと言えよう(注、腎機能が弱い人は摂取量が異なる)。
効果的なのは、朝起き抜けのコップ1〜2杯の水(200〜400ミリリットル)。これを習慣づけることで、便秘も解消される。便の80%は水分のため、水分を補給することで、排便も楽になるので一石二鳥だ。
水はなるべくそのまま飲むのが望ましい。コーヒーやお粛、アルコールなどは、利尿作用があり、逆に体内の水分調整が鈍るので、過剰に摂取しないこと。
またアルコール類を飲む際には、同量の水を併飲するか飲酒後に飲むと、アルコール代謝を早めてくれる。焼酎やウイスキーなどは、良い水で割ると、水道水より2倍も早くアルコールが分解される。肝臓への負担を軽くするなら、オンザロックより、水割りで飲む習慣をつけよう。
赤ちゃんのころは体内の80%を占めていた水も、年齢を重ねるごとに、どんどん失われていく。老化防止のためにも、「1日2リットルの水」を目標にしたい。



日本医療企画「ホスピタウン」より



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