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身近にあるビタミン&カテキンでバスタブの水を改良!

「バスタブにお湯を沸かすのは面倒。シャワーだけですまそう!」。そんな習慣のある人は肌の老化が人より進行している可能性大。
水道内の塩素が肌に悪影響を及ぼすことは先のページで解説したとおり。一番風呂に入ると、肌がピリピリするのは、まさに塩素の仕業だ。この塩素濃度は、水やお湯が勢い良く出てくるシャワーの場合、約3倍に濃縮されるという。
特に、洗髪でシャワーを毎日使うという人は注意が必要だ。毛髪組織中の水とたんばく質(キューテイクル)を結びつける水分の割合は、年齢が高くなるにつれて減少し、髪の潤いは失われていく。この髪の老化は、シャワーで毎日洗髪することで、さらに加速化してしまう。
お風呂用の浄水器を備え付ければ問題ないが、コスト的に厳しいという場合、塩素をカットするシャワーヘッドが市販されているので、試してみると良い。
また、バスタブ内の湯に含まれる塩素も、ちょっとした工夫で除去することが可能だ。塩素退治には、ビタミンCの還元カが有効だが、ビタミンCの錠剤を購入しなくても、身近にあるものを再利用できる。
たとえば、お茶に含まれるビタミンCとカテキンは、還元作用が抜群。出がらしでも成分の70%は残っているので捨てずに利用しょう。大根やニンジンの葉、かんきつ類の皮も、ビタミンCが豊富なので、乾燥させて保存しておけば便利だ。この他にも、春に川の土手や野原で見かけるヨモギもよく洗って利用できる。



日本医療企画「ホスピタウン」より



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