緑茶、または茶がらを煮出した汁で食器を拭くと殺菌・消臭効果がある。
花粉症などのアレルギー症状を和らげる。
老化を引き起こす活性酸素を除去。
発がん性物質のもとにもなる活性酸素の働きを抑える。
おいしく、栄養素も余さずいただくには、入れ方にひと工夫が必要だ。 まず大切なのは、お湯の温度。新茶独特の甘みや香りを引き出すには、少しぬるめの65℃ぐらいが最適。ビタミンCは熱に弱いので、栄養素を逃がさないためにも、沸かしたてのお湯を使うのは避けたい。また、ミネラルウォーターを使う場合は、硬水タイプの水は適さないので避けること。必ず軟水を選ぼう。 2つめのポイントは蒸らし時間。葉に含まれる旨みと栄養素を引き出すには、葉がしっかり開くまで待つことが大切だ。 抽出された緑茶は、しっかり最後の一滴まで注ぎ、入れたてを飲むようにしよう。置いておくと、茶葉に含まれるタンニンが酸化して変色し、味も見た目も悪くなる。アミノ酸が腐敗する恐れもあるので注意しよう。 冷たくして飲む際も、まずお湯で入れたほうが、栄養素も旨みも抽出されやすい。アイスグリーンティーをつくる場合は、グラスに氷を用意し、濃い目に入れたお茶を注ぐと良い。市販の水出し茶より、はるかにおいしく栄養価の高いアイスグリーンティーができる。 出がらしのお茶ではおいしさも栄養価もダウンする。茶葉は、1〜2回で取り替えるようにしよう。