Q1)お茶を飲みすぎると体に悪影響がある?
A1)過敏症の心配ナシ。カフェインに注意。
過剰に摂取した場合でも、カテキンなどは体外に排出されてしまうので問題ありませんが、緑茶には微量なカフェインが含まれているため、寝る前に飲みすぎると、睡眠を妨げる恐れもあります。
夜中に大量に摂取するのは避けましょう。
Q2)ペットボトルのお茶でも栄養的に問題はない?
A2)カテキン強化の繰茶も販売されている。
ペットボトルのお茶でも、栄養的には問題ありません。カテキンの量を強化した緑茶や、健康増進を目的とする特定保健用食品扱いの緑茶も販売されているくらいです。コンビ二のお弁当にペットボトルの緑茶を組み合わせると、栄養的にもバランスがとれるので効果的です。
ただし、ペットボトルの緑茶の場合、長期保存できるようにビタミンCが添加されているものがほとんどです。栄養価や味が損なわれないように、開封したら早めに飲むようにしましょう。
Q3)値段の高い茶葉のほうが栄養素も多い?
A3)葉先のみの一番茶は高価で栄養価も高い
緑茶の値段は、栽培法、摘んだ時期や部位、揉み方などで変わってきます。新茶の場合、旬に近い一番茶ほど、値段が高くなります。一番茶は、葉先のみを使用し、日光をより多く浴びている分、栄養価も高いのです。
Q4)出がらしの茶葉は食べられる?
A4)栄養価の高い茶葉。調理法を工夫して食べよう。
実は、緑茶に含まれる主要な栄養素は、抽出液よりも茶葉自体に多く含まれています。たとえば玉露の場合、100gの茶葉にビタミンCは110mg、カリウムなら2800mg含まれます。これは抽出液をはるかに上回る数値。調理法を工夫して、茶葉自体を取り入れるようにしましょう。
茶葉の食べ方としては、上で紹介したレシピ以外に、フライパンで炒ってゴマと合わせてふりかけにしたり、甘辛く煮つけて佃煮風にしてもおいしく食べられます。
また、茶葉ごとすりつぶした抹茶ならば、より手軽に栄養素を取り入れることができます。飲む以外に、お菓子に入れたり、天ぷらの衣に混ぜるなどひと工夫して、積極的に食べるようにしましょう。
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