●症状に応じてシャワーを当てる
こりやむくみ、疲れは、血のめぐりが悪くなって疲労物質がたまり、筋肉が硬くなることによって生じる。この解消におすすめなのがシャワーマッサージ。症状に応じてシャワーを当てる場所を工夫し、42〜43℃くらいの湯を勢いよく出して、1カ所につき2〜3分ずつかけていく。
湯1分間、水3秒間と交互に3回繰り返してかけても良い。

●深夜に足が冷えたら足のツボを刺激する足浴を
高齢になると、「体が冷えて眠れない」ことも多くなる。特に日中、冷房のきいた場所で生活し、足腰を冷やしすぎると、体の芯から冷えきってしまうため、なかなか回復しない。
こうした場合におすすめなのが足浴。足には冷えやストレスを解消する数多くのツボが集まっている。まずは、このツボを刺激してみよう。足には太い血管が通っているが、この部分を温めると、温熱はすぐに吸収され、足だけでなく全身の血液の循環が促されるため、休もポカポカしてくる。
足浴を行う際には、両足が入る大きさのたらいなどに湯を張って、いすに腰かけた状態で足首(ふくらはぎまでつかればさらに効果的)をつける。就寝直前ならぬるめに、1時間以上前ならちょっと熱く感じるくらいがおすすめの温度。粗塩やエッセンシャルオイルなどを入れると温かさが増し、気持ちも良くなるので、好みのものを入れてみよう。
なお、足浴を終える際には、必ず足に冷水をかけること。これを忘れると、その後かえって体が冷えてしまうので注意しよう。
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