糖尿病と患っている人が、頭痛薬を飲んだところ意識がもうろうとした。原因は、糖尿病治療のために常用している薬と痛み止めの飲み合わせだった。
こうした薬の飲み合わせによる被害は、誰にでも起こりうる。
2種類以上、薬を服用すると、その作用や副作用が増強したり減弱したりする組み合わせがいくつか存在するが、なかには、非常に危険な組み合わせもある。
ここでは、病院から処方される主な疾患の薬について、体に悪い作用を引き起こす市販薬との組み合わせを紹介する。飲み合わせによるリスクを理解したうえで、「薬を飲むこと」をもう一度見直してみよう。
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